学生時代に受けていたテストも仕事も同じで、ミスというもののほとんどは「ケアレスミス」です。これは集中力が低下することから起こります。アスリートも1試合ずっと集中できる選手が上のステップに上がれますが、企業戦士もこれは同じです。当社では、脳波測定をすることにより、その人の集中力を測定し、そのデータから始業から終業まで集中できる「集中持続力」のトレーニングを提供することができます。

◆ミスはどうして起こるのか

集中状態とは、「心の中」と「現実」がイコールであることを指します。例えば、お腹が減っていて(心の中)、目の前に大好きなステーキがあれば(現実)、きっとその人は食べることに集中できるでしょう。しかし、仕事でミスをしたなど何か悩み事があると(心の中)、目の前に大好きなステーキがあっても(現実)、その人はきっと食べながら悩み事の方に気が取られて食事に集中できないでしょう。あなたもそんな経験はありませんか?
実はミスが起きる場合、これと全く同じ状態で起こることがほとんどです。商談中に、自分が言わないといけないことに集中していて、相手の話が耳に入っていないとか、作業中に違うことが気になっていて、作業ミスをしてしまったり、作業スピードが遅くなってしまったりなどです。

◆ミスをなくすためには

こういった集中力の欠如から生まれるミスを減らすには、目の前の物事だけに集中する感覚(プログラム)を持つことです。アスリートは、試合やトレーニング中に一切の雑念が消えています。また、自分の集中の邪魔になる雑音を持ちこまない術を心得ています。試合の勝ち負けには、技術の高さや体力のあるなしが確かに要因のひとつになりますが、最終的には高い集中状態をいかに持続できるかがポイントとなります。
マルチタスクが求められる企業戦士ですが、いかにそれをシングルタスクにして、速く正確に進捗させるかができる仕事人の感覚です。研修では、山のように積まれているToDoリストをシングルタスクにする知恵を使うと共に、集中する感覚をトレーニングすることで、その感覚をプログラミングさせていきます。また、ご要望がある場合、脳波を測定することで、集中力のパターン分析を行い、そこから個別プログラムを作成します。

研修をお考えのご担当者様へ

プログラム内容のための打合せやスケジュール調整などに時間を要します。実施2~3か月前にご相談をいただければ幸いですが、近日中に実施予定の研修のご相談でも対応致しますので、お気軽にご連絡ください。