人間の心は、座学だけで学習ではほとんど変化しません。なぜなら、五感を使った『体感』がないと、心を変える元となる脳の中枢部がほとんど活動しないからです。西村テニス企画では、スポーツを使った運動療法で、心を変える研修を実施しています。また、運動はその人の性格が無意識に運動のクセとして表れます。運動を通じて、そのクセを改善すると、無意識的にその人の性格が変わります。このように、人間の学習の本質部分をついたプログラムを実施しています。
【プログラム実施例】
1、 コミュニケーション・トレーニング
◆テニスボールを使ったボール回し集中法を用いてのセッション
1人1個のボールを持ち、二人組で向かい合って、同時にボールを投げ合います。ボールを投げる方に意識が少しでも取られると、ボールをキャッチすることが難しくなります。実は、「話す」・「聞く」も『運動』です。相手に何かを伝えないといけないと焦ったり、自分の思いや気持ちばかりを伝えようとしていると、相手の話の内容を聞き逃したり、大切にしないといけない相手の気持ちやニュアンスなどが汲み取れず、コミュニケーションが円滑にいきません。聞く・読む・受け取る・洞察する・受信することに集中する重要性を体感して、受発信のバランスが良くなること学んで頂きます。
2、 テニス・トレーニング
◆ラケットで実際ボールを扱うセッション
人間は、道具を使うことによって、他の動物と違う進化を遂げました。道具をうまく使うことができると、知能が上がることも研究でわかってきています。ボール回し集中法でボールを見る・感じる、受信力を鍛えた後に、ラケットという道具を使ってより難しい運動・発信を行うことで、さらなる受発信のレベルを高めます。同時に、チームセッションを通じてチームワークづくりを行います。
3、 集中力トレーニング
◆集中する感覚を得るセッション
「集中したい!」とは思うけれど、その集中とはどういうものなかを体感して頂きます。雑念状態と集中状態の違いがハッキリわかることで、いつでも集中状態に入ることができるようになり、その結果、物事の処理精度を高めることができることを学んで頂きます。また、プロジェクトメンバーの集中状態を崩してしまう声がけや、集中状態になりやすくなるための接し方を学んで頂きます。
4、 座学
◆人間の仕組み、脳のメカニズムを学ぶ
手前のセッションで体感でわかってきたことを、理論的に学びます。人間の仕組みや脳のメカニズムを知り、理解することで、客観的に自分やプロジェクトメンバー、顧客のことを見れるようになります。そうして物事がわかればわかるほど、自己コントロールができるようになります。
5、 長所発見プログラム
◆自分の受信力をコントロールする
「心が変われば、行動が変わる 行動が変われば、習慣が変わる 習慣が変われば、人格が変わる 人格が変われば、運命が変わる」という有名な言葉通り、人間は理解をすれば、後は行動、そして習慣を変えるだけで、大きく人格・性格が変わります。ここまでの体感と学びを終えた後の総仕上げとして、プロジェクトメンバー同士でお互いの長所を見るプログラムを体験します。人間は、環境適応動物です。自分だけでなく周りも一緒に変わろうとすれば、変化を起こすのが楽になり、お互いにプラスの相乗効果が期待できます。
研修をお考えのご担当者様へ
プログラム内容のための打合せやスケジュール調整などに時間を要します。実施2~3か月前にご相談をいただければ幸いですが、近日中に実施予定の研修のご相談でも対応致しますので、お気軽にご連絡ください。